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霧ヶ峰の現在

a0146084_13191767.jpg連休を過ぎ、5月の半ばにはなんと5センチの積雪がありました。天候はなかなか安定せず、この時期には珍しい台風の発生、そしていつもより10日以上早い入梅。異常気象です。今回の台風は風を伴わない雨台風でした。昨日の日曜日は一日中冷たい雨が降り続き、さすがに歩く人は誰もいなかった。草原は一日ごとに緑になっていきます。キスゲの新芽も顔を出し始めています。この頃あまり鹿の姿をみかけません。電気柵を新たに設けた結果なのでしょうか?昨シーズンは八島湿原周辺に、そして今回霧ヶ峰自然保護センター、園地周辺に鹿よけ電気柵がに設置されました。車山スキー場側にもできると聞いていますが・・・諏訪、下諏訪、茅野とそれぞれの行政がてんでばらばらに、設置を行っているようにしか思えません。境界線は関係なく、霧ヶ峰の全体の地形や、日光キスゲの分布を考慮し、計画的に行っているかが疑問です。横の連絡がきちんととれているのかな・・・?鹿の群れはいくつも存在しそれぞれ異なった方向から餌を求めて移動します。電気柵で囲まれた部分には入れないとしても、そこの場所を迂回して、他の場所の花をそれこそ集中的に食べてしまうことはないのでしょうか。2枚の写真は3~4センチくらい顔を出した所で、一度食べられてしまったキスゲの葉っぱ。それ以来鹿は姿を見せません。
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最近設置された霧ヶ峰園地の電気柵です。
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今の外気温は、8℃。北風が吹き、かなり寒く感じます。霧の流れがはやく、ときよりお日様が出たりします。草原でいち早く緑を目立たせるのは、オニゼンマイ等のシダの仲間と、大きな葉っぱのコバイケイソウ。ツツジのつぼみは、なんとなく赤みを帯び、それでもまだまだ硬く花の咲くのはもう少しの辛抱でしょうか。
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by koro-1956 | 2011-05-30 13:40

薪がきた!

山小屋では現在3つの薪ストーブがあります。そのうち2つがこの時期でも稼動します。7,8月の真夏でも冷夏の時には火がはいることもあるのです。最近は薪ストーブを好んで使う人が増えてきたそうですが、なかなか燃料となる薪の調達が大変!どんな木でもいいわけではないので、こだわればこだわるほど、入手は困難になり、おまけに高くついてしまうものなのです。今回鷲ヶ峰ヒュッテのご主人の田口さんにとても良い業者さんを紹介していただき、早々と軽トラック3杯分のまきを仕入れたのです。カラマツや杉などの針葉樹は一本もありません。全てはナラ、ブナ、桜、栗、などの雑木でストーブの燃料には申し分のない種類ばかり。
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小屋の前に整然と積むとなんとも趣があるとおもいませんか?やはり山小屋のアクセサリーにはもってこい。雰囲気は最高ですよね。しかしながら、これはなくてはならない必需品。夏が終わり秋風の吹くころになると「今年の薪はどうしよう・・・」っと少し心細くなったりします。調達もなかなか思うようにならない最近では、この夏の前の早い時期にたくさんの薪をすでに手にいれることができたのは、なんとも幸せ。
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人は炎を見ているととても安心します。ただあかあかと燃える火の前にいるだけで、心が落ち着き、無心になることがことができるのです。それはその昔、人間が火を発見し、その使い方を学び、操れるようになったころからの潜在的な本能がいまでも残っているからですよね。火は猛獣から身を守り、暗闇を明るく照らし、冷えた身体を暖め、食べ物までもおいしくした。薪ストーブの前に腰をおろして、炎をみつめながら薪のはじける音を聞くと、ただ何も考えることもなく心地良い時間がすぎていくのです。大昔の人間の気持ちに戻っていくんですね。
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by koro-1956 | 2011-05-22 15:06

風、鹿

連休中も、天気が良いのに風の強い日が多かったように思います。気温も低め、風に当たると体感温度が下がり、実際よりも寒く感じてしまうんですね。ちまたでは、25度以上の夏日もあったと聞いてますが霧ヶ峰はまだまだTシャツにはなれないみたいです。今、雨が降ってきました。雷も鳴っています・・・6月には草原が段々緑に変わり、レンゲツツジの季節です。そして夏に向かって日光キスゲの新芽が顔を出し始めるころ。日当たりのいい場所ではすでに5センチ~10センチの新芽が出るのですが、すでに鹿に食べられてしまっていました。困ったことです。場所により、電気柵を設け、対処していますが効果がどれくらいあるのかはわかりません。鹿の数があまりにもおおすぎるのです。結局柵のない場所に移動して、そこの花を全て、一本残らず食い尽くすでしょう。夏の日光キスゲが絶滅してしまったとしたら、そこは温泉のかれた別府のようなもの。深刻です。
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by koro-1956 | 2011-05-17 11:46
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長野県は霧ヶ峰高原に建つ山小屋「ころぼっくるひゅって(コロボックルヒュッテ)」のブログ。霧ヶ峰の自然や併設するカフェ、積雪期のスノーハイクの話題などをお送りします。


by koro-1956
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