2月も、半ばにさしかかろうとしています。全国的に大雪となった先週、霧ヶ峰も積雪が40㎝から50㎝。風を伴った雪は、雪原に見事な風紋をつくりました。ここ霧ヶ峰は冬山のプチ体験をするにはもってこいの場所です。今年は山のスロープにスキーのシュプールを多く見かけます。バックカントリースキーが流行って来たのでしょう。長い距離を滑るというより、シールをつけてのんびり歩き、遠くの山を眺めなからお弁当、なんていうのがいいのかも知れません。雪質はどうしても風にさらされウィンドクラストしてしまうため、パウダーとはいきません。滑る事の出来るスロープはいくつもありますが、雪質で言うと、かなりの上級者向け。
車山の北側斜面はオススメですが、雪崩地帯が近くにありますので注意が必要。また下りきった真下には車山湿原があるので立ち入らないようにしましょう。
ヒュッテの目の前の蝶々深山はどこでも滑れそうにみえます。しかし以外と雪は風に飛ばされ、積雪は多くありません。
クラスト状態の雪質でかなりの上級者でも板を操るのは難しいでしょう。
旧沢渡スキー場のスロープは堪能出来ます。なんといっても昔はスキー場だったのですから。シュプールが、わかりますか?この写真は、何週間か前のもの、コンディションはもっと良くなっているはずです。
蝶々深山側から見たコロボックルヒュッテ。上のの林のなかに小屋があります。
これからの霧ヶ峰は冬の中でも最も積雪が多くなるころ。スキーやスノーシューを持ってでかけましょう。